GL
・細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014
・脳卒中治療ガイドライン2021〔改訂2023〕
緊急処置
項部硬直を含む髄膜刺激症状を認め,発熱,頭痛,意識障害を伴う場合は,髄膜炎,くも膜下出血の可能性が高い。
【1】髄膜炎:髄液,血液培養検体を採取したあとに,すみやかにempirical therapyを開始する。「細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014」に副腎皮質ステロイドの併用は炎症性サイトカイン放出を抑制し,神経障害,転帰不良を軽減させる可能性が示されている。
【2】くも膜下出血:絶対安静を保って血圧コントロールを行いつつ,脳神経外科医にコンサルテーションする。
診断のチェックポイント
患者頸部の筋トーヌスを評価したあとに,項部硬直の診察を行うこと。
❶はじめに,患者の後頭部に両手を添えて,左右へ回旋して,患者の頸部の可動域,筋トーヌスを評価する。
❷それから,ゆっくり頭部を挙上して頤が胸壁につくと