今日の診療
診断

脾腫
Splenomegaly
厚川 正則
(日本医科大学准教授・消化器内科学)

緊急処置

 伝染性単核球症ではまれに脾臓破裂をきたすことがあり,一定の安静を指示する。

診断のチェックポイント

定義:脾臓重量200g以上あるいは,脾臓長径10cm以上が脾腫と定義されている。また,脾臓重量が500g以上である場合は巨脾と定義されている。

【1】病歴

 一般的に症状に乏しいが,高度な脾腫の場合には左季肋部痛や,胃の圧排による食思不振を認めることがある

【2】身体所見

❶左肋骨下部を背側から挙上して左肋骨弓下縁から吸気時に脾臓を触知する(触診法)。

❷左腋窩線の最下の肋間で濁音を呈する(Castell法)。

❸左第6肋骨・左肋骨弓下縁・左前腋窩線で構成されるTraube三角を打診して濁音を確認する(打診法)。

【3】検査

❶客観的な診断法として腹部CT,MRI,超音波検査が推奨される(図12)。最も非侵襲的で簡便な腹部超音波検査が汎用されるが,脾臓長径10cm以上が脾腫,あるいは脾臓の長径

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