今日の診療
診断

着色尿
Colored Urine(Chromaturia)
中川 直樹
(旭川医科大学教授・循環器・腎臓内科学分野)

緊急処置

【1】着色尿は,全身状態に問題ない場合は緊急性を要することは少ない。ただし,全身症状を伴う場合,緊急対応を要する可能性がある。

【2】尿の色の変化が,全身疾患を示唆するものなのか,あるいは,薬剤などの影響で緊急性を要しないものなのかの鑑別が必要である。

診断のチェックポイント

 健常者における尿の色調は,主にウロクロム(黄色)色素による。その他,少量のウロビリン(橙茶色)とウロエリトリン(桃色)も色調の原因となる。尿の色調変化は,1)存在する物質の量,2)尿のpH,3)経時的変化が影響する。さらに濁りも影響する。

 また,尿の色調は,尿の濃縮や体内の水分状態のおおよその尺度となる。希釈尿で無色に近づき,濃縮尿で黄褐色を呈する。尿の色調を検討する際のポイントを以下に示す。

❶尿の色が観察された環境について検討する。

新鮮尿で観察:長期間放置した尿では空気に触れる時間が長くなることで,色調変化を

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