頻度
よくみる
GL
・改訂第6版 外傷初期診療ガイドラインJATEC(2021)
・改訂第3版 外傷専門診療ガイドラインJETEC(2023)
診断のポイント
【1】触診は必須で,圧痛,感覚障害,顔面骨の轢音,開口・咬合障害を確認する。
【2】感覚器(視覚・聴覚・嗅覚)損傷の評価を行う。
【3】鼻腔,口腔,外耳道の評価を行う。
【4】顔面骨の評価(画像)を行う。
緊急対応の判断基準
【1】気道閉塞の解除と大量出血のコントロールが最優先。
【2】鼻出血,口腔出血,下顎骨骨折に伴う舌根沈下が気道閉塞を惹起し,気道確保を要する。意識障害を併発している場合や,止血処置を要する出血は確実な気道確保を行う。
【3】気道確保は経口気管挿管が原則であるが,喉頭鏡による気道確保困難時は,躊躇せず輪状甲状間膜切開を行う。
【4】大量の鼻出血に対しては,前方,後方(バルーンカテーテルを咽頭に挿入し,バルーンを膨らませて軽く引っ張る)から