頻度
ときどきみる
診断のポイント
【1】顔が水に浸かっていたという状況の確認。
【2】酸素化障害。
【3】胸部画像検査での異常陰影。
【4】誘因となる疾患および合併症の検索。
緊急対応の判断基準
【1】心停止:低酸素血症による心停止が多く,換気が最も重要な初期治療となるため,胸骨圧迫のみによる蘇生よりも人工呼吸も行う蘇生が望ましい。
【2】重篤な酸素化障害:高濃度酸素投与でもSpO2が低値である場合は,気管挿管もしくは非侵襲的陽圧換気(NPPV:non-invasive positive pressure ventilation)を行う。
【3】自己心拍再開後や重篤な酸素化障害がある場合には,高次医療機関へ転送する。
症候の診かた
【1】呼吸:呼吸数の増加,聴診上のラ音,SpO2の低下。
【2】意識:GCSで評価,けいれんの有無。
検査所見とその読みかた
【1】動脈血液ガス分析:P/F ratio(PaO2/FIO2