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診断

くも膜下出血
Subarachnoid Hemorrhage
鈴木 秀謙
(三重大学大学院教授・脳神経外科学)

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脳卒中治療ガイドライン2021〔改訂2023〕

診断のポイント(Stroke 54: e314-e370, 2023)

【1】40歳以上。

【2】労作時に発症。

【3】すぐにピークに達する雷鳴頭痛。

【4】頸部痛,項部硬直,頸部屈曲制限。

【5】意識消失の目撃。

緊急対応の判断基準

【1】再破裂予防のため,基本的に破裂脳動脈瘤に対する可及的早期の手術が必要。

【2】脳ヘルニア(Japan Coma Scale 30以上の意識障害や瞳孔不同)を伴う場合,緊急での開頭術が必要。

【3】重症例では神経原性肺水腫,カテコールアミン心筋症,不整脈などを伴うため,バイタルサインを安定させるため,気管挿管を含む救急処置が必要。

症候の診かた

【1】典型的には金槌で殴られたような突然の激しい頭痛や嘔吐で発症するが,非典型的な症状の軽症例もあるので,頭痛の診療の際には常に本症を念頭におくことが重要。

【2】意識障

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