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もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)診断・治療ガイドライン(改訂版)(2018)
診断のポイント
【1】5~10歳と男性35~39歳,女性45~49歳の二峰性の年齢分布。
【2】家族性を10~20%に認め,男女比は1:1.8~2.0,有病率は10万人に対して3~10.5人。
【3】無症状のものから一過性,固定性の神経症状を呈するものまで,軽重・多岐にわたる。
【4】小児では虚血発症が大半を占め,成人では出血発症もみられる(30~40%)。
【5】両側もしくは片側の内頸動脈終末部を中心とした狭窄/閉塞と,異常血管網(もやもや血管)の増生を認める。
緊急対応の判断基準
【1】人工呼吸管理が必要になる場合には,normocapniaを維持する(過換気を避ける)。
【2】出血発症時には降圧を考慮してよいが,虚血発作出現の可能性も念頭におく。
症候の診かた
【1】一過性脳虚血発作(TIA:transie