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診断

脳腫瘍
Brain Tumor
武笠 晃丈
(熊本大学大学院教授・脳神経外科学)

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2024年版 脳腫瘍診療ガイドライン

診断のポイント

【1】発症年齢は組織型により小児~成人までさまざま。

【2】持続的な頭痛・嘔気(起床時に強いことが特徴)。

【3】片麻痺や失語症,視野障害などのさまざまな巣症状をきたしたり,脳神経麻痺を生じたりする。

【4】症状は徐々に増悪することが多い。

【5】頭部CT,MRIなどによる画像診断が基本。

緊急対応の判断基準

【1】悪性脳腫瘍は急速に増大することが多く,神経症候増悪や意識障害悪化が日・週の単位で進行するため,早急な専門医への紹介が必要となる

【2】中脳水道近傍など,部位によっては腫瘍が髄液の流れを阻害して閉塞性水頭症を生じる。この場合,しばしば,頭痛・嘔気から意識障害をきたすなど神経症状の急速な悪化を認めて生命に危険が及び,早急な対応が必要となるため,脳神経外科手術が可能な医療機関へ迅速に紹介する

【3】頭蓋内圧亢進の進行を認め,脳

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