頻度
ときどきみる
GL
・筋強直性ジストロフィー診療ガイドライン2020
・デュシェンヌ型筋ジストロフィー診療ガイドライン2014
診断のポイント
【1】緩徐進行性の筋力低下・筋萎縮。
【2】家族歴。
【3】筋電図の筋原性変化,筋CTでの萎縮筋の分布。
【4】筋生検での筋線維の壊死再生像,免疫染色による病原蛋白の同定。
【5】遺伝子検査による診断確定。
緊急対応の判断基準
【1】慢性心不全の急性増悪の場合:安静,絶食,補液,強心薬投与で改善困難な場合は専門施設や高次医療機関へ搬送。
【2】慢性呼吸不全の急性増悪の場合:救急車中でO2投与されることによるCO2ナルコーシス合併の可能性を必ず念頭におく。
【3】肺炎になっていた際も安易に酸素増量せず,非侵襲的換気(NIV)との併用を考える。
【4】肺炎の可能性とともに気胸の可能性も考える。体幹変形があることからX線のみならず,胸部CTで確認することが望ましい。