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GL
パーキンソン病診療ガイドライン2018
診断のポイント
【1】50~60歳以上。
【2】レボドパ治療が有効である。
【3】発症早期からみられる運動症状
❶無動,動作緩慢。
❷静止時振戦(4~6Hz)。
❸筋強剛(歯車様,鉛管様)。
【4】発症後期からみられる運動症状
❶姿勢反射障害(進行期にみられる)。
❷歩行障害(小刻み歩行,前傾姿勢)。
【5】発症早期からみられる非運動症状
❶嗅覚障害。
❷便秘。
❸レム期睡眠行動異常症。
【6】発症後期からみられる非運動症状
❶認知機能障害。
❷パレイドリア。
❸幻覚。
【7】ドパミントランスポーター(DAT)シンチグラフィ取り込み低下,MIBG心筋シンチグラフィ取り込み低下。
症候の診かた
【1】無動:指タップ,足タップで左右差あり,振幅の減少を注意しながら観察する。
【2】仮面様顔貌:Parkinson病(PD)の診断には大変有用である。
【3】振戦:静止