診療支援
診断

Parkinson病
Parkinson's Disease(PD)
望月 秀樹
(大阪大学大学院教授・神経内科学)

頻度

よくみる(120/10万人)

GL

パーキンソン病診療ガイドライン2018

診断のポイント

【1】50~60歳以上。

【2】レボドパ治療が有効である。

【3】発症早期からみられる運動症状

❶無動,動作緩慢。

❷静止時振戦(4~6Hz)。

❸筋強剛(歯車様,鉛管様)。

【4】発症後期からみられる運動症状

❶姿勢反射障害(進行期にみられる)。

❷歩行障害(小刻み歩行,前傾姿勢)。

【5】発症早期からみられる非運動症状

❶嗅覚障害。

❷便秘。

❸レム期睡眠行動異常症。

【6】発症後期からみられる非運動症状

❶認知機能障害。

❷パレイドリア。

❸幻覚。

【7】ドパミントランスポーター(DAT)シンチグラフィ取り込み低下,MIBG心筋シンチグラフィ取り込み低下。

症候の診かた

【1】無動:指タップ,足タップで左右差あり,振幅の減少を注意しながら観察する。

【2】仮面様顔貌:Parkinson病(PD)の診断には大変有用である。

【3】振戦:静止

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