頻度
あまりみない(発症率1~2.5人/10万人/年)
GL
筋萎縮性側索硬化症(ALS)診療ガイドライン2023
診断のポイント
【1】中年期以降(家族性では若年発症もある)。
【2】構音障害や一肢の筋力低下・筋萎縮で発症。
【3】進行性(他部位へ進展し広範囲に及ぶ)の筋力低下と筋萎縮をきたし,腱反射亢進や病的反射を伴う。
【4】体重減少をきたす。
【5】全体の約5%が家族性。
緊急対応の判断基準
呼吸筋の筋萎縮により肺活量が低下し,急速にII型呼吸不全をきたすことがある。安易に高濃度酸素を投与すると意識障害が増悪するため,注意が必要である。
症候の診かた
脳幹・頸髄・胸髄・腰仙髄の4領域に分けて,上位および下位運動ニューロン障害を評価する。
【1】上位運動ニューロン障害:下顎反射陽性,四肢腱反射の亢進,腹壁反射の消失,Hoffmann反射やBabinski反射の病的反射陽性,痙性を認める。萎縮筋の腱反射残存は
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