頻度
あまりみない
GL
脊髄小脳変性症・多系統萎縮症診療ガイドライン2018
診断のポイント
【1】緩徐進行性。
【2】両側性,下肢に強い運動機能障害。
【3】上位運動ニューロン徴候(痙性,腱反射亢進,病的反射陽性,膝・足クローヌス)。
【4】家族歴の有無。
【5】他疾患の除外(表1図)。
【6】遺伝子検査。
症候の診かた
【1】痙性対麻痺は臨床的に純粋型と複合型に分類される。
❶純粋型は痙性対麻痺のみ,あるいは軽度の上肢腱反射亢進,深部感覚障害,膀胱直腸障害を伴うものを含む。
❷一方,複合型はそれに加えて多彩な神経症状・神経外症状を合併する(「合併症・続発症の診断」に詳述)。
【2】歩行障害
❶両下肢の痙性による歩行障害を呈する。
❷膝関節を伸ばしたままあまり足を上げずに,内反尖足位で歩行する。
❸足趾と足の外縁で床をこすりながら歩くため,靴底の外側がすり減る傾向がある。
❹階段昇降では一般に昇りよりも降りが困難である。
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