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認知症疾患診療ガイドライン2017
診断のポイント
【1】進行性の認知機能低下。
【2】注意や明晰さの著明な変化を伴う認知の変動。
【3】繰り返し出現する具体的で鮮明な幻視。
【4】パーキンソニズムの以下の症状の1つ以上:動作緩慢,寡動,静止時振戦,筋強剛(筋固縮)。
【5】認知機能低下に先行することが多いレム期睡眠行動異常症(RBD:rapid eye movement sleep behavior disorder)。
症候の診かた
【1】認知機能障害
❶進行性の認知機能低下により,日常生活に支障をきたしている(表1図)。
❷認知機能障害の特徴は,視空間認知障害や注意・遂行機能障害であり,初期は記銘力障害が目立たないことが多いため,簡易認知機能検査ではカットオフ値を下回らないことがある。
❸Mini-Mental State Examination(MMSE)では,遅延再生の項目が保持される