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頭痛の診療ガイドライン2021
診断のポイント
【1】以下の3項目が診断のポイントである。
❶もともと背景となる頭痛疾患を有する。
❷頭痛日数が月15日以上。
❸急性期治療薬について3か月を超えて定期的に乱用している(急性期治療薬を月10日以上,アセトアミノフェンやNSAIDsのみの場合は月15日以上)。
【2】1日あたりの内服回数についての規定はなく,あくまで日数のみで定義されている(Cephalalgia 38: 1-211, 2018)。
【3】以前は「薬物乱用頭痛」とよばれていた。
症候の診かた
【1】頭痛ダイアリーを用いて頭痛日数および急性期治療薬の内服日数を確認する。
【2】背景にあるもともとの一次性頭痛としては,片頭痛(最大で8割程度),緊張型頭痛があげられる。群発頭痛単独でMOHを起こすことはまれである。
【3】背景にある頭痛疾患の特定は,MOH治療として予防療法を選択するうえで