今日の診療
診断

レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)
Restless Legs Syndrome(RLS)
西嶌 春生
(弘前大学講師・脳神経内科)

頻度

よくみる(日本で1~4%)

GL

標準的神経治療:Restless legs症候群

診断のポイント

【1】脚を動かしたいという強い欲求があり,通常不快な下肢の異常感覚を伴う。

【2】安静状態(臥位,坐位)で出現または増悪する。

【3】下肢の運動(歩行やストレッチ)により軽減する。

【4】日中よりも夕方・夜間に増悪する。

【5】上記【1】【4】の症状が筋痛,うっ血,下肢浮腫,関節炎,筋けいれんなどに付随する訴えとしてだけでは説明できない。

症候の診かた

 2012年改訂の国際レストレスレッグス症候群研究グループの診断基準では,前記の5点の症候が必須である。患者の主観的訴えが基本であり,丁寧に問診することが大事である。診断の参考になる事項として以下があげられる。

【1】通常両側に症状がある。

【2】脚だけでなく腕や他部位の症状を呈することがある。

【3】異常感覚はむずむずする,虫が脚の中を這う,痛だるいなどと表現

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