今日の診療
診断

吸収不良症候群・蛋白漏出性胃腸症
Malabsorption Syndrome, Protein-losing Gastroenteropathy
穂苅 量太
(防衛医科大学校教授・消化器内科)

[Ⅰ]吸収不良症候群

頻度

ときどきみる

診断のポイント

【1】3大栄養素のほか,ビタミン・電解質・ミネラルなど微量栄養素を含む多彩な欠乏症状が想定される。

【2】3大栄養素のなかで最も障害を受けやすいのは脂肪である。

【3】基礎疾患は,手術後の消化吸収障害,膵外分泌障害,Crohn病,小腸切除,膵切除,乳糖不耐症などが多い。海外ではCeliac病が多い。

症候の診かた

【1】頻度の高い症候:貧血,出血傾向,胃痛,末梢神経障害,皮膚炎,口角炎の頻度が高い。

【2】便の性状:光沢があり,色調の薄く悪臭を伴う便は脂肪便を疑う。

【3】栄養アセスメント:身体計測,生化学的検査,免疫学的パラメータ,筋力測定が中心となる。代表的な身体計測は,脂肪量を反映する上腕三頭筋の伸展側で計測する脂肪厚,筋肉蛋白量を反映する上腕の周囲を測る上腕筋囲である。

検査所見とその読みかた

【1】栄養評価:血清総蛋白,アルブミン,プレアルブミン

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