今日の診療
診断

腸閉塞
Intestinal Obstruction
野坂 佳愛
(松山赤十字病院・胃腸センター(愛媛))

頻度

よくみる

GL

急性腹症診療ガイドライン2015

 上記ガイドラインにおいて,「従来の機能性イレウス(腸管麻痺)のみをイレウスとし,従来の機械性イレウスはイレウスとはよばず,腸閉塞と定義する」とされた。

診断のポイント

【1】腸閉塞とは,機械的な閉塞により腸管内容の肛門側への移動が障害される病態の総称である(胃と腸 54:740-741,2019)。腸管全体の運動性低下に起因するイレウスとは区別される(表1)。

【2】排便・排ガスは停止し腸管拡張に伴う腹部膨隆,腹痛,悪心,嘔吐がみられる。

【3】開腹手術歴を確認(原因として癒着性のものが過半数を占める)。

【4】腹部所見で腹部膨隆や圧痛,腸雑音の異常。

【5】腹部単純X線で腸管拡張と鏡面像〔ニボー(niveau)像〕。

【6】腹部造影CTで腸管拡張,閉塞機転,血流障害の有無を確認。

緊急対応の判断基準

【1】絞扼性腸閉塞は緊急手術が必要になるので,迅速に診

残り約3400文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル