頻度
ときどきみる
GL
・急性腹症診療ガイドライン2015
・日本版敗血症診療ガイドライン2020
診断のポイント
腹膜炎の概念に包含される疾患は多いため,結核性腹膜炎,真菌性腹膜炎,癌性腹膜炎,ループス腹膜炎などの慢性疾患や差異が大きい疾患を省き,急性腹症となりうる細菌性腹膜炎を念頭において重要なポイントを列記する。
【1】腹部診察所見:圧痛,筋性防御,反跳痛あるいは打診痛(percussion tendernessあるいはtapping sign)。
【2】バイタルサイン:体温,血圧,脈拍数,意識レベル,呼吸回数。
【3】血液検査:血算,生化学,凝固能,血液ガス分析。
【4】問診:最終食事,排便の有無,排ガスの有無,既往歴,痛みの移動。
【5】画像検査(診断精度を高めるが,まず上記【1】~【4】で必要性を考慮する):腹部超音波検査,造影CT検査,腹部単純X線。
緊急対応の判断基準
【1】診察の早い段階でバイ