今日の診療
診断

慢性肝炎
Chronic Hepatitis
疋田 隼人
(大阪大学大学院講師・消化器内科学)

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GL

・C型肝炎治療ガイドライン(第8.2版)(2023)

・B型肝炎治療ガイドライン(第4版)(2022)

・NAFLD/NASH診療ガイドライン2020(改訂第2版)

・肝硬変診療ガイドライン2020(改訂第3版)

診断のポイント

【1】肝障害(AST・ALT上昇)の6か月以上の持続。

【2】肝腫瘍などの占拠性病変に伴う肝機能異常を除外。

【3】罹患期間によっては肝線維化の進展を伴う。

【4】特有の症状はない。

症候の診かた

【1】線維化が進展していない症例では特徴的な症候がないことが多い。

【2】慢性肝炎が持続すると,肝臓の線維化が進展し肝硬変・肝不全に至る。このような症例では肝硬変・肝不全による症候が出現する〔「肝硬変症」()を参照〕。

【3】初診時には,慢性肝炎か急性肝炎か,直ちに区別することが困難なことも多い。急性肝炎の可能性も考慮し,黄疸や脳症などの急性肝不全による症候が出現していないか

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