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GL
2020年改訂版 弁膜症治療のガイドライン
診断のポイント
【1】心雑音を聴取。
【2】心エコー断層像で弁の硬化や逸脱。
【3】カラードプラで弁逆流や狭窄部のモザイク血流など異常血流。
症候の診かた
【1】心雑音:ほとんどの症例で聴取される。無症状で検診などにより心雑音が聴取され,それがきっかけで弁膜症と診断されることがよくある。
【2】息切れ:労作時息切れは,弁膜症で最もよくみられる症状である。
【3】動悸:息切れに次いで頻度が高い。弁膜症に合併して心房細動などが生じると動悸が起こりやすい。
検査所見とその読みかた
【1】血液検査:弁膜症で特異的にみられる血液検査所見はないが,BNP値は心負荷の程度を反映し,治療方針の決定の際に参考になる。
【2】経胸壁心エコー図検査(図1図)
❶弁膜症の診断において,1)重症度評価,2)弁の形態評価,3)弁膜症による心機能障害の程度や血行動態の評価が,手術適応