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リンパ浮腫診療ガイドライン2024年版(第4版)
診断のポイント
【1】乳癌治療歴あり。
【2】婦人科癌治療歴あり。
【3】前立腺癌治療歴あり。
【4】上肢の場合は乳癌罹患側。
【5】下肢の場合は左右片側どちらか優位に浮腫が進行していることが多い。
緊急対応の判断基準
リンパ浮腫は蜂窩織炎を併発することが多く,重篤な蜂窩織炎を認める場合や経口療法が不成功に終わった患者には,入院させ患肢を安静にしたうえで静注での薬剤投与を要する。
症候の診かた
【1】四肢体積増大:浮腫の進行に伴い,リンパ液貯留量・脂肪沈着量が多くなり浮腫側四肢の体積が増大する。浮腫側は色調の変化があまりなく,健側よりも静脈が見えにくい。肥満を伴うことが多く,初期・軽度の時期を除いて多くの場合左右差を認める(図1図,2図)ので,両側で対称性浮腫の場合は他疾患の浮腫との鑑別から開始する。
【2】皮膚変化:浮腫の進行に伴い,皮膚は徐