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診断

院内肺炎
Hospital-acquired Pneumonia
藤倉 雄二
(防衛医科大学校准教授・内科学(感染症・呼吸器))

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成人肺炎診療ガイドライン2024

診断のポイント

【1】入院後48時間以降に新たに発症した肺炎である。

【2】気管挿管・人工呼吸器管理開始後48時間以降に新たに発症した肺炎は人工呼吸器関連肺炎とよぶ。

【3】栄養不良や衰弱,全身状態の悪化,免疫抑制状態を背景とすることが多く,誤嚥の関与も多い。

【4】発熱,咳嗽,喀痰,呼吸困難や低酸素血症から疑い,肺炎像と炎症反応を確認し診断する。

【5】並行して敗血症,敗血症性ショックの有無を確認する。

緊急対応の判断基準

【1】院内肺炎の重症度はI-ROADシステム(後述)により評価し,特に重症であれば専門家に相談する。

【2】敗血症,敗血症性ショックを合併している場合はICU管理の必要性を早急に判断する。

【3】そのほかの臓器の合併症状がある場合は各臓器の専門家と連携しながら治療にあたる。

症候の診かた

【1】入院中に新規に生じた発熱や咳嗽などの呼吸器症状,

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