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診断

閉塞性睡眠時無呼吸症候群
Obstructive Sleep Apnea Syndrome(OSAS)
陳 和夫
(日本大学特任教授・睡眠医学・呼吸管理学)

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020

診断のポイント

【1】25歳以上,激しいいびき,ベッドパートナーの睡眠中の呼吸停止の目視がある。

【2】肥満(最大要因)・加齢・男性が3大要因である。女性は閉経後に頻度が急増,高血圧(特に治療抵抗性),糖尿病,虚血性心疾患,心房細動などの患者ではさらに頻度が高い。

【3】肥満がなくても,習慣性の大きないびき,小顎症,下顎後退に留意する。

【4】原因不明の日中の過度の眠気,疲労,不眠(くりかえす覚醒),睡眠中の窒息感,あえぎに留意する。

【5】夜間の酸素飽和度の連続測定で,のこぎり様の周期的な酸素飽和度の低下がみられる。

緊急対応の判断基準

【1】BMIが30kg/m2以上でPaCO2値が45mmHgを超えていて,原因不明であれば肥満低換気症候群の疑いがある。肥満が高度でPaO2が60mmHg(またはSpO2が90%)未満の呼吸不全状態

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