今日の診療
診断

腎血管性高血圧症
Renovascular Hypertension(RVH)
藤井 秀毅
(神戸大学大学院准教授・腎臓内科学)

頻度

高血圧患者の1~2%

GL

・高血圧治療ガイドライン2019

・2022年改訂版 末梢動脈疾患ガイドライン

・エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023

診断のポイント

【1】繰り返す肺水腫。

【2】急激な腎機能低下。

【3】若年性高血圧。

【4】ACE阻害薬またはARB開始後の急激な血清クレアチニン値の上昇。

【5】腹部血管雑音聴取。

緊急対応の判断基準

【1】急激な腎機能低下を認め,片腎もしくは機能的片腎である場合は,狭窄側の腎機能を改善させ,残腎機能を保つために緊急での経皮的腎動脈形成術(PTRA:percutaneous transluminal renal angioplasty)を施行する。

【2】急性大動脈解離によるものであれば,緊急外科手術が必要な場合がある。

症候の診かた

【1】動脈硬化性病変の存在。

【2】腎サイズの左右差。

【3】治療抵抗性高血圧。

検査所見とその読みかた

【1】血液・尿検査:低

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