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鉄欠乏性貧血の診療指針(2024)
診断のポイント
【1】月経のある年代の女性で高頻度。
【2】小球性貧血。
【3】血清フェリチン低値。
【4】トランスフェリン飽和度(TSAT:transferrin saturation)低値。
【5】必ず原因があり,重大な原疾患を見落とさない。
症候の診かた
【1】貧血:易疲労感,倦怠感,労作時の息切れなど。ヘモグロビン値の低下のわりに症状が軽いことが多い。重症になると心不全症状を呈することがある。
【2】異食症:わが国では氷食症(氷を無性に食べたくなる症候)が多い。
【3】Plummer-Vinson症候群:舌炎,嚥下障害(食道の膜状萎縮)を伴う鉄欠乏性貧血。わが国ではまれ。
【4】匙状爪(スプーンネイル):爪の中央部が陥凹で,長期にわたり鉄欠乏状態が持続している患者にみられる(図1図)。
検査所見とその読みかた
【1】スクリーニング検査:血算では小球性低色素
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