頻度
ときどきみる
診断のポイント
【1】血清総蛋白の増減とA/G比の異常。
【2】正球性貧血,骨痛,腎機能障害,高カルシウム血症。
【3】血清M蛋白,尿Bence Jones蛋白の存在。
【4】骨髄中のクローン性形質細胞の存在。
緊急対応の判断基準
【1】病的骨折,骨痛:整形外科的処置と疼痛管理。
【2】急性腎不全:早期の化学療法の導入,高度な場合には血液透析が必要なこともある。
【3】高カルシウム血症:生理食塩液の補液による脱水補正,ループ利尿薬やビスホスホネート製剤などの投与。
【4】過粘稠度症候群:血漿交換を要する場合がある。
【5】脊椎病変による神経圧迫症状:緊急放射線照射,すみやかな化学療法導入。
いずれも,専門治療施設へのすみやかな紹介・移送が必要。
症候の診かた
CRAB症候:高カルシウム血症(Hypercalcemia),腎障害(Renal dysfunction),貧血(Anemia),骨病変(
関連リンク
- 今日の治療指針2025年版/M蛋白血症に伴う腎病変
- ジェネラリストのための内科診断リファレンス 第2版/12 形質細胞腫瘍・多発性骨髄腫
- 臨床検査データブック 2025-2026/F1P1L1::PDGFRA融合遺伝子検査 [保] 3,105点
- 臨床検査データブック 2025-2026/造血器腫瘍遺伝子検査《融合遺伝子定性》 [保] 2,100点
- 新臨床内科学 第10版/【6】急性骨髄性白血病
- 新臨床内科学 第10版/【21】多発性骨髄腫(形質細胞性骨髄腫)
- 新臨床内科学 第10版/【22】マクログロブリン血症
- 新臨床内科学 第10版/【23】意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症
- 今日の診断指針 第9版/慢性リンパ性白血病