今日の診療
診断

糖尿病性昏睡
Diabetic Coma
荒木 栄一
(菊池郡市医師会立病院・顧問(熊本))

頻度

DKAもHHSも正確な頻度はわかっていない。

GL

・糖尿病診療ガイドライン2024

・高齢者糖尿病診療ガイドライン2023

【1】糖尿病を基盤として昏睡をきたす病態である。

【2】糖尿病性ケトアシドーシス(DKA:diabetic ketoacidosis)と高浸透圧高血糖状態(HHS:hyperosmolar hyperglycemic state)がある。

【3】重症低血糖による昏睡は鑑別すべき重要な病態である。

【4】DKAはインスリンの極度の欠乏とケトン体産生の増加を基盤とする。

【5】DKAは1型糖尿病などインスリン依存状態の患者に多い。

【6】1型糖尿病患者が体調不良(シックデイ)時にインスリンの減量・中止をした場合などにDKAが起こることがある。

【7】1型糖尿病の急性発症時にDKAを呈することがある。

【8】2型糖尿病患者が大量の糖質摂取(清涼飲料水の多飲など)によりDKAを発症することも

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