頻度
あまりみない(20万人に1人)
診断のポイント
【1】乳幼児期の顕著な高LDLコレステロール(LDL-C)血症。
【2】皮膚黄色腫。
【3】早発性冠動脈疾患(男性45歳未満,女性55歳未満)。
【4】血清シトステロール値が高値。
【5】異常赤血球,溶血発作,血小板減少,関節炎など。
症候の診かた
【1】皮膚黄色腫:乳幼児期より皮膚の皺に沿った黄色の皮疹が出現(図1図)。
【2】腱黄色腫:アキレス腱その他の腱の肥厚として出現。
検査所見とその読みかた
【1】高LDL-C血症は,時に600mg/dL以上を示し,家族性高コレステロール血症(FH:familial hypercholesterolemia)ホモ接合体と間違われる。食事療法やスタチン,エゼチミブにより低下を認めるところが,FHホモ接合体と異なる。
【2】血清シトステロール値:1mg/dL(10μg/mL)以上を示す。
確定診断の決め手
【1】血清シトステロ
関連リンク
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