頻度
ときどきみる
診断のポイント
【1】発症年齢50歳以上で,ほとんどは65歳以上の高齢者。
【2】近位部の上・下肢帯における筋痛とこわばりが主症状。
【3】典型的には日増しに悪化し2週以内に症状がピークに到達。
【4】血液検査で赤沈(ESR)やC反応性蛋白(CRP),マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)-3は必ず増加。
【5】10~20%の患者に巨細胞性動脈炎を合併し,予後や治療方針が異なることに留意。
緊急対応の判断基準
【1】巨細胞性動脈炎を合併し,視神経虚血による失明の危険があれば,すみやかにステロイドパルス療法を開始する。
【2】全身の激痛による体動困難で,日常生活が高度に障害されている場合にはすみやかな入院対応を行う。
症候の診かた
【1】微熱:通常は微熱,38℃以上の発熱が持続する場合には血管炎の合併を疑う。
【2】肩・上腕・大腿の把握痛と肩関節・股関節の可動域制限。特に肩の挙上困難は典型的な