今日の診療
診断

腸チフス・パラチフス
Typhoid Fever and Paratyphoid Fever
三鴨 廣繁
(愛知医科大学大学院教授・臨床感染症学)

頻度

あまりみない(わが国では,腸チフス・パラチフスは年間20~30例で推移しており,70~90%程度が輸入事例である)

GL

JAID/JSC感染症治療ガイド2023

診断のポイント

【1】臨床診断は遷延する発熱などの臨床症状のほかに,過去2か月以内の開発途上国などへの海外渡航歴も参考にする。

【2】確定診断は,細菌学的検査による臨床検体からの病原体の分離で,腸チフスはチフス菌(Salmonella Typhi),パラチフスはパラチフスA菌(Salmonella Paratyphi A)である。

【3】原因菌の検出には血液培養に加え,糞便,胆汁,尿などの培養を行うが,骨髄を採取することもある。ただし,培養検査での菌検出率は低いため(血液培養:40~80%,便培養:30~65%),疑わしい症例には培養検査を繰り返す必要がある。

【4】骨髄培養は侵襲を伴うが,比較的検出感度が高い(骨髄培養:80~90%)。

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