今日の診療
診断

リケッチア感染症(日本紅斑熱を中心に)
Japanese Spotted Fever and other Rickettsial Diseases
岩﨑 博道
(福井大学医学部附属病院教授・ 感染制御部/感染症膠原病内科)

 日本紅斑熱は,わが国で発見された紅斑熱群リケッチア感染症である。病原体保有マダニに刺された際に,リケッチアが皮下に注入され感染する。

頻度

あまりみない(年間400~500例の届出あり)

診断のポイント

【1】野外活動など感染機会(マダニ刺症)の聴取。

【2】発熱皮疹刺し口を3主徴とする。

【3】潜伏期は2~8日。

【4】季節はマダニが活動する夏季が中心

【5】強い炎症所見(CRP強陽性など)。

緊急対応の判断基準

 β-ラクタム系抗菌薬に不応性の高熱持続がみられる。意識障害,脳髄膜炎,心筋梗塞,播種性血管内凝固症候群(DIC)の合併がある。

症候の診かた

【1】発熱:40℃前後と高い傾向にあり,頭痛,悪寒戦慄,全身倦怠感,関節痛,筋肉痛,結膜充血,咽頭発赤,下痢,嘔吐ならびに浮腫などを伴い,つつが虫病と比較して重症例が多い。

【2】皮疹:体幹部に比べ,顔面や手掌・足底を含む四肢末端部に強く出現し,瘙痒感の

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