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感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)
診断のポイント
【1】症状は非常に多彩であり,発熱患者や炎症を伴う患者では常に鑑別にあげる。
【2】弁膜症や心雑音の既往のない患者は少なくない。
【3】修正Duke診断基準(表1図)が広く用いられているが,診断基準に固執せず臨床的にまず疑うことが重要である。
【4】血液培養は(できるだけ抗菌薬投与前に)3セット以上提出する。発熱時かどうかにこだわらないで採取する(静脈血でよい)。
【5】黄色ブドウ球菌,腸球菌の菌血症患者の約10%は本症が原因である。菌血症の場合,心エコー図検査が推奨される。
【6】血管留置カテーテル関連血流感染や術後創部感染から起こる院内発症例(特にブドウ球菌)に注意する。
緊急対応の判断基準
本症は菌種や年齢,基礎疾患の有無を問わず重症感染症である。基本的に,循環器専門医または感染症専門医の配置され