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小児チック症診療ガイドライン(2024)
診断のポイント
【1】音声チックと運動チックのそれぞれについて,チックの出現時期,症状の種類,頻度,強さ,複雑さ,行動や発語への影響,社会機能の障害について聴取する。
【2】心理的緊張や感情が高まったり,緊張から解放されたりしたときに増悪するが,中等度の心理的緊張,軽作業,睡眠中には症状は軽減することが多い。
【3】猩紅熱が先行する例もあることが知られている。
【4】物質使用症や身体疾患(例えば,Huntington病やウイルス性脳炎後遺症)を除外する。
緊急対応の診断基準
【1】Tourette症の重症例では,殴打による網膜剝離や眼球破裂,顎関節脱臼,肋骨骨折,口腔内の出血,反復的な激しいチックの持続により外傷性白内障,頸髄症,嗄声,関節不安定性などを伴うこともある。
【2】熱いものなど触ってはいけないものに手を出して怪我をしたり,器物破損,他害