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診断のポイント
【1】強迫観念または強迫行為のどちらか,または両方みられるものをいう。
【2】強迫観念:反復的で持続的な思考・衝動,または心像。強い不安や苦痛を引き起こすことが多いもの。
【3】強迫行為:反復行為(例:手を洗う,確認する,順番に並べる)または心の中の行為(例:祈る,数を数える,心のなかで言葉を繰り返す)。強迫観念による不安や苦痛の中和を目的とするものや,ぴったり感やすっきり感(just right feeling)の希求に基づくものがある。
【4】以前は,強迫症状の不合理性に関する洞察が一時期でも必須であったが,米国最新の精神疾患診断分類であるDSM-5では洞察欠如・妄想的確信の強迫症状も含まれるようになっている。
症候の診かた
【1】代表的な強迫観念には,攻撃的,汚染,性的,保存や節約,宗教的,対称性や正確さの希求などに関するものがあり,強迫行為には,掃除や洗浄,確認,繰