[Ⅰ]不眠症
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睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン(2014)
診断のポイント
【1】不眠症状に加えて日中機能障害が存在することが診断要件。
【2】不眠症状と日中機能障害の持続期間が週3日,3か月以上。
【3】うつ病や慢性疼痛性疾患などの不眠症状の原因となる合併症の有無。
【4】不眠症状を呈するその他の睡眠・覚醒障害の鑑別診断。
症候の診かた
【1】不眠症状のタイプ(入眠困難,中途覚醒,早朝覚醒)を聴取する。
【2】小児の場合には,就床抵抗やひとりで寝るのを怖がるという行動として現れやすい。
【3】日中の機能障害は認知・社会機能障害やQOL障害が主体で,日中の眠気や倦怠感,注意力・集中力・記憶力の低下,抑うつや不安,意欲低下,行動上の問題(多動,衝動性,攻撃性),胃腸症状などが代表的症状である。
【4】睡眠日誌を記録させ,患者の睡眠習慣(就床時刻,睡眠潜時,中途覚醒回数と時間,起床時刻,睡眠時間な