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脊柱靱帯骨化症診療ガイドライン2019
診断のポイント
【1】症状出現の平均年齢は50歳前後。
【2】初発症状は四肢・体幹のしびれ,痛み,脱力感,歩行障害などが多い。
【3】単純X線検査で骨化の診断が困難な場合はCTが有用。
【4】神経圧迫の評価にはMRIが有用。
【5】遺伝的素因が強く疑われているため家族歴の聴取も参考になる。
緊急対応の判断基準
【1】脊柱靱帯骨化症による脊髄・馬尾圧迫がある患者に外傷が加わった場合など,脊髄損傷による四肢麻痺,膀胱直腸障害などを生じうる(つまりOPLLは骨傷のない脊髄損傷の危険因子である)。
【2】症例に応じて準緊急脊椎手術が計画される場合もあるため,損傷部位を外固定などで安静にしたうえで,脊椎外科医が勤務する医療機関へ搬送する。
症候の診かた
【1】しびれ感:頸椎OPLLでは上肢・下肢に,胸椎・腰椎OPLLやOLFでは体幹や下肢にしびれを生じる。しびれ