頻度
よくみる
診断のポイント
【1】銀白色の厚い鱗屑に覆われた紅斑局面。
【2】Köbner現象のため,肘頭,膝蓋,腰背部,被髪頭部など外的刺激を受ける部位に好発。
【3】わが国では男性に多い。
【4】肥満などメタボリック症候群が併存する。
【5】10~20%に関節症状(乾癬性関節炎)(J Dermatol 43: 1193-1196, 2016)。
緊急対応の判断基準
病変範囲が広い(乾癬性紅皮症を含む),関節症状が強い,膿疱を伴う(膿疱化)などの重症例では外用治療だけでなく全身治療が必要。
症候の診かた
【1】皮膚症状(尋常性乾癬):銀白色の厚い鱗屑に覆われた紅斑局面(図1図)が,肘頭,膝蓋,腰背部,被髪頭部など外的刺激を受ける部位に多発する。治療に反応するが難治で再発する。
【2】関節症状(乾癬性関節炎):10~20%に関節症状がみられ(図2図),大半の症例で皮膚症状が先行する(J Dermatol 4