今日の診療
診断

魚鱗癬
Ichthyosis
武市 拓也
(名古屋大学准教授・皮膚科)

 本項では,遺伝学的背景を有する先天性魚鱗癬についてまとめ,後天的に生じる疾患(後天性魚鱗癬など)は含まない。

頻度

尋常性魚鱗癬とX連鎖性潜性(劣性)魚鱗癬:よくみる

その他の病型:あまりみない

GL

日本皮膚科学会診療ガイドライン:水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症(2008)

診断のポイント

【1】生下時,または乳児期に発症。

【2】魚鱗癬(鱗屑,落屑の付着)(図12)。

【3】皮膚生検で過角化を認める。

【4】他臓器合併症状。

【5】家族歴の有無。

緊急対応の判断基準

【1】道化師様魚鱗癬

❶コロジオン児として生まれた場合は,NICUによる全身管理,脱水の予防,感染症対策を十分に行う。

❷重症例ではエトレチナートの投与を検討する。

症候の診かた

【1】鱗屑と落屑

❶角質が皮膚の表面に蓄積した状態が鱗屑で,その鱗屑が剝がれ落ちる状態を落屑とよぶ。

❷魚鱗癬では鱗状となり,鱗屑の色,大きさ,形,分布から病型が細分類される。

関連リンク

残り約1400文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル