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伝染性膿痂疹・ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
Impetigo Contagiosa, Staphylococcal Scalded Skin Syndrome(SSSS)
吉田 和恵
(国立成育医療研究センター・皮膚科診療部長(東京))

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診断のポイント

 伝染性膿痂疹は水疱性膿痂疹と非水疱性膿痂疹に大別される。

【1】水疱性膿痂疹(図1)

❶幼小児,夏季に多い。

❷水疱,痂皮を伴うびらん面が多発する。

❸病変部からの細菌培養で黄色ブドウ球菌〔メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)含む〕が陽性。

【2】非水疱性膿痂疹(痂皮性膿痂疹)

❶年齢,季節にかかわらず発症する。

❷厚い痂皮の下床に膿が貯留する病変が多発する。

❸発熱,咽頭痛,所属リンパ節腫脹などの全身症状を伴うことが多い。

【3】ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)(図2)

❶5歳以下の乳幼児に多い。

❷顔は浮腫性で,眼脂を伴うことが多く,口囲に放射状の亀裂を認め,特徴的な顔貌を呈する。

❸間擦部に潮紅,弛緩性水疱,びらん。疼痛を伴う。

❹Nikolsky現象陽性(皮膚がこすれると容易に表皮が剝離する)。

❺発熱(ない場合もある),倦怠感,咽頭発赤,頸部リンパ節腫脹。

症候の診

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