頻度
ときどきみる
診断のポイント
【1】土壌あるいは水中に存在する結核菌,らい菌以外の皮膚抗酸菌感染症の総称である。
【2】熱帯魚や土壌に関連して発症することが多い(日皮会誌 130:2347-2354,2020)。
【3】皮膚症状は多彩で,感染した菌によって紅斑や結節,潰瘍を呈する。
【4】原因菌(Mycobacterium kansasii,M. marinum,M. avium,M. intracellulare,M. ulceransなど)が同定されると,菌名に“症”を付けた診断名とすることが多い。
症候の診かた
【1】外傷部位からリンパ行性に連続した片側性に生じることが多く,紅斑,結節,肉芽腫,潰瘍など病変が多彩で炎症所見に乏しいことも多い。
【2】経過が長く,通常の抗菌薬内服などで症状が遷延する場合には鑑別にあげる必要がある。
【3】魚の飼育歴や接触歴,土壌との関連,温泉や24時間風呂の利用など