今日の診療
診断

加齢黄斑変性
Age-related Macular Degeneration(AMD)
永井 由巳
(関西医科大学病院教授・眼科学)

頻度

ときどきみる

GL

・加齢黄斑変性の分類と診断基準(2008)

・加齢黄斑変性の治療指針(2012)

・萎縮型加齢黄斑変性の診断基準(2015)

診断のポイント

【1】50歳以上。

【2】萎縮型(日本人は約1割)と滲出型(日本人は約9割)に分類される。

【3】地図状萎縮(萎縮型*1)。

【4】脈絡膜新生血管(滲出型*2)。

【5】滲出性所見(滲出型*2)。

(*1萎縮型加齢黄斑変性の診断基準,*2加齢黄斑変性の分類と診断基準)

緊急対応の判断基準

 滲出型では時に大量の網膜下出血や硝子体出血を生じることがある。中心窩にかかる網膜下出血や眼底を透見できない濃厚な硝子体出血の際には,硝子体手術対応可能な高次医療機関にすみやかに紹介する。特殊な検査は不要。

症候の診かた

【1】変視症(歪視症):初期症状として,物が歪んで見える,曲がって見えるといった症状が出ることが多い。

【2】コントラストの低下:全体的に不鮮明に見えるよ

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