頻度
あまりみない
GL
網膜芽細胞腫 小児がん診療ガイドライン2016年版(第2版)
診断のポイント
【1】細隙灯検査,眼底検査,超音波検査,光干渉断層計(OCT),蛍光眼底造影(FA)などを組み合わせて診断する。
【2】小児は網膜芽細胞腫の可能性を第1に考える。
【3】成人は転移性腫瘍が最多である。
【4】色素を伴う場合は悪性黒色腫を考える。
【5】難治性ぶどう膜炎は硝子体網膜リンパ腫を疑う。
症候の診かた
【1】白色瞳孔:網膜芽細胞腫は乳幼児の疾患であり,症状の訴えはなく,腫瘍が大きくなり白色瞳孔で発見される。
【2】視力低下・視野欠損:腫瘍が黄斑部に及ぶか,漿液性網膜剝離の拡大により視覚障害を訴える。
【3】眼痛:腫瘍の増大や虹彩新生血管により緑内障を併発すると強い眼痛を訴える。
検査所見とその読みかた
【1】眼底検査:隆起病変があり漿液性網膜剝離を伴うことが多い。硝子体への散布も生じる。
【2】超音波検査:充実