頻度
小児のおよそ1%(0.4~1.8%)に発生すると推定されているが,症状を伴わずに潜在する場合も含めた正確な頻度は明らかではない。
GL
小児膀胱尿管逆流(VUR)診療手引き2016
診断のポイント
【1】乳幼児期(~成人)。
【2】有熱性尿路感染(急性腎盂腎炎)の既往。
【3】排尿時膀胱尿道造影(VCUG:voiding cystourethrography)により確定診断。
【4】 99mTc-dimercaptosuccinic acid(DMSA)腎シンチグラフィ(DMSA腎シンチ)により腎瘢痕の有無や分腎機能を評価。
症候の診かた
【1】発熱:膀胱内の細菌尿が腎に逆流することにより発症する有熱性尿路感染(急性腎盂腎炎)が,発見の契機になることが多い。
【2】膀胱直腸障害(BBD:bladder and bowel dysfunction):オムツがとれて,発語が始まると,尿意切迫感,頻尿,排尿時痛