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LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き(2022)
診断のポイント
【1】肥満,メタボリックシンドローム,フレイル,サルコペニア,骨密度の低下などの身体症状。
【2】知的活動・認知機能・見当識などの低下,気分変調,睡眠障害,抑うつ症状などの精神症状。
【3】性欲の低下,勃起不全,オルガズムの低下,遅漏や射精量の低下などの射精障害などの性機能症状。
【4】テストステロン値,遊離テストステロン値の低下。
症候の診かた
【1】LOH症候群は加齢あるいはストレスに伴うテストステロン低下による症候群と定義される。
【2】LOH症候群の症状は多岐にわたり,身体症状,精神症状,性機能症状などさまざまなものがある。疾患特異的な症状は存在しないが,総合的に判断する必要がある。
【3】身体症状,精神症状,性機能症状それぞれすべてが加齢およびテストステロン低下と一定の関連があるが,すべての症状がテス
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