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子宮体がん治療ガイドライン2023年版(第5版)
【1】子宮内膜に発生する上皮性悪性腫瘍で,子宮内膜癌ともよばれる。近年増加傾向にある。
【2】エストロゲン依存性で子宮内膜異型増殖症を経て発生するtype I(類内膜癌)と,エストロゲン非依存性で閉経後の萎縮内膜から発生するtype Ⅱ(特殊型:漿液性癌,明細胞癌など)がある。type Ⅱは予後不良である。
【3】類内膜癌は組織学的な分化度(Grade1,2,3)により高分化(G1)~低分化(G3)に分類される。高分化なものほど予後良好である。
【4】子宮体癌は一般的に子宮頸癌や卵巣癌に比べ予後がよい。腫瘍が子宮筋層に囲まれており,子宮外への進展が比較的起こりにくいこと,抗癌剤への反応性がよいことなどが理由としてあげられる。
診断のポイント
【1】初発症状として多くの症例で不正性器出血を伴う。特に閉経後の不正性器出血では子宮体癌を強