頻度
あまりみない〔子宮内膜異型増殖症:年間1,228例(2020年)〕
GL
・子宮体がん治療ガイドライン2023年版(第5版)
・産婦人科診療ガイドライン─婦人科外来編2023
診断のポイント
【1】エストロゲンの過剰刺激により生じる。
【2】肥満や排卵障害がリスクになる。
【3】症状は不正性器出血が多い。
【4】組織診断で細胞異型の有無で異型のない子宮内膜増殖症と,子宮内膜異型増殖症に分類される。後者は前癌病変の性格を有する。
症候の診かた
【1】月経不順や不正出血を主訴に受診し,経腟超音波断層法で子宮内膜の肥厚を認める。
【2】多囊胞性卵巣症候群や無排卵性月経不順の患者の内膜肥厚には注意する。
検査所見とその読みかた
【1】経腟超音波断層法で子宮内膜厚を測定する。閉経後は5mm以上,閉経前は20mm以上を精査対象とする。
【2】子宮内膜肥厚の場合は,子宮内膜組織診を行う。
確定診断の決め手
【1】子宮内膜組織診で確