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診断

月経前症候群
Premenstrual Syndrome(PMS)
武田 卓
(近畿大学教授・東洋医学研究所)

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産婦人科診療ガイドライン─婦人科外来編2023

診断のポイント

【1】月経前に多彩な精神症状(いらいら・うつ症状など)・身体症状(乳房痛・下腹部膨満感・浮腫など)を認める。

【2】上記症状は月経開始4日以内に減弱・消失する。

【3】精神症状が主体で重症の場合は,月経前不快気分障害(PMDD:premenstrual dysphoric disorder)に分類する。

【4】臨床症状に基づき診断し,PMSは米国産婦人科学会診断基準,PMDDは米国精神医学会の「精神疾患の診断・統計マニュアル」(DSM:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)に基づいて診断する(表12)。

症候の診かた

【1】診断基準に基づいて,詳細に症状とその重症度を問診する。

【2】月経周期内での症状変動を注意して問診する。

【3】社会生活への障害度に

残り約2200文字

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