頻度
在胎期間が短いほど,発症頻度は高い。わが国の周産期母子医療センターネットワークデータベース解析報告では,2003~2019年にデータ登録された児における発症頻度は,在胎期間22週で約85%,23週で約80%,24~26週で約75%であり,在胎期間28週未満の超早産児では,70%を超えている。
ただし,ヨーロッパでは,持続陽圧換気(CPAP)下でFIO2>0.30を要する時点で人工肺サーファクタント投与を推奨しており(Neonatology 120: 3-23, 2023),日本のRDS診断基準とは大きく異なることから,もはや正確な発症頻度を定義することが難しくなっている。
診断のポイント
【1】呼吸窮迫症状。
【2】Stable microbubble rating(SMR)による肺サーファクタント欠乏の証明。
【3】特徴的な胸部X線所見(図1図)。
【4】在胎期間や出生前ステロイド投与の有無な