頻度
在胎期間32週未満または出生体重1,500g未満で出生した児の20~25%に発症する。
診断のポイント
【1】早産児,特に超早産児(在胎期間28週未満)。
【2】新生児期より始まる呼吸窮迫症状。
【3】慢性的な低酸素血症および高二酸化炭素血症。
【4】胸部単純X線写真でびまん性の透過性低下または泡沫状/気腫状陰影。
症候の診かた
【1】多呼吸:新生児では安静時に60回/分以上の呼吸回数がある場合。
【2】陥没呼吸:吸気の際に胸郭の一部分(胸骨上窩,肋間,肋骨弓下)または全体が陥没する呼吸様式。
検査所見とその読みかた
【1】経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)
❶修正36週以降の児の目標SpO2値は一般的には93~96%以上とされている。
❷1日のうちどれだけの割合の時間が目標値以上となっているかを評価するためには,SpO2モニタのヒストグラム機能が有用である(Respirology 25: 880-888,