頻度
ときどきみる
診断のポイント
【1】肺炎球菌,インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンの接種歴,夏季などのエンテロウイルス流行の疫学。
【2】発熱,頭痛,嘔吐,意識障害,けいれんなどの症状,項部硬直などの所見。
【3】髄液細胞数,髄液蛋白の上昇,細菌性では髄液糖の低下,ウイルス性では髄液糖は正常か軽度低下。
【4】髄液培養,PCRで原因微生物を同定。
緊急対応の判断基準
【1】ショックや意識障害を伴う場合:全身管理を行いつつ,暫定診断で中枢移行性のある薬剤で治療を開始する。
【2】脳圧亢進,著明な凝固障害が疑われる場合:髄液検査は禁忌。細菌性では,血液培養で病原体診断を代替する。
症候の診かた
【1】発熱
❶日齢30日未満の発熱では,症候もわかりにくく,他の診断がない場合には,積極的に髄液穿刺を考慮する。
❷日齢30~90日の発熱では,新生児より頻度は下がるが,疑わしい場合には髄液検査を施行する。
【2】大泉門膨